“いい歯医者”の新常識?インプラントと衛生士の新しい関係

🦷活動報告|ITI Section Japan Annual Meeting 2024で講演しました
2024年11月23日、品川ザ・グランドホールで開催されたITI Section Japan Annual Meeting 2024にて、講演の機会をいただきました。
今回の演題は、「デジタルツールでつなぐ、歯科衛生士と歯科医師の協働による最適なインプラント治療」。
インプラントアシスタントやメインテナンスで著名な歯科衛生士・丸橋理沙氏とのコラボレーション講演でした。

🤝治療計画からアフターフォローまでの協働
従来、インプラント治療における歯科衛生士の関与は主にメインテナンス段階に限られていました。
しかし、デジタルツールの活用により、治療計画の初期段階から歯科衛生士が参画することが可能となり、患者さんにとって最適な治療を提供できる体制が整いつつあります。
講演では、治療前の情報共有、手術時のサポート、そしてアフターフォローに至るまでの歯科医師と歯科衛生士の連携について、具体的な事例を交えて紹介しました。
📣多くの参加者からの関心と反響
当日は、100名を超える歯科衛生士や歯科医師の方々にご参加いただき、講演後には多くの質問や意見交換が行われました。
デジタル技術を活用したチーム医療への関心の高さを実感するとともに、今後の歯科医療の方向性について考える貴重な機会となりました。

🌐ITI(International Team for Implantology)について
ITI(International Team for Implantology)は、インプラント治療の研究と教育を推進する国際的な非営利組織です。
世界中の歯科医師、研究者、教育者が参加し、最新の知見や技術の共有を通じて、歯科医療の発展に寄与しています。
日本支部であるITI Section Japanは、国内におけるインプラント治療の質の向上を目指し、年次総会やセミナーを開催しています。
🔗今後の展望
デジタル技術の進化により、歯科医療のチームアプローチは新たな段階に入っています。
歯科医師と歯科衛生士が密接に連携し、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供する体制を構築することが、これからのスタンダードとなるでしょう。
今後も、技術と知識の共有を通じて、より良い歯科医療の実現に努めてまいります。